川上産業株式会社 お客様係社長 川上肇エッセイ
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2017年9月4日巨大化忌避

作170210肇

イキイキ経営理念(生命の在り方を真似て、会社をイキイキした状態に保つ)、
第一のキーワード<C>分社の1番目の大方針は「巨大化忌避」です。
会社をイキイキと維持するのに、成長は重要なファクター。
しかし、進化の過程で巨大化の道を選んだ種族は、必ず滅びています。
相手を踏み潰して生き残る戦略を採った種は滅び、
敵の足下を走り抜けて難を逃れる戦略を採った種は生き残るのです。
恐竜族は大型で、隕石落下という不幸も重なり短命でしたが、その子孫の鳥類は小型で永く繁栄してきました。

大きくなり続けないとイキイキできない。・・(ア)
大きくなり過ぎると滅ぶ。・・(イ)
この(ア)X(イ)から示されるのが分社の道です。

)お開き170213肇(

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2017年8月4日仮説を飼いましょう

作170201肇

世の中には、各分野に専門家という方々がいて、未来予測を発表しては、
災厄や好機に対する準備を呼びかけています。
往年のテレビ番組「クイズダービー」みたいに、過去の正答率から推して、
この評論家の言説を信用していればまず間違いないとする処世術もあります。
しかし、その場合でも、ご自分の「自前の」仮説を持つことをお勧めします。
専門家ではありませんから、複雑な理論を装備する必要はありません。
ごく素朴な、しかしそれゆえに本質を突いた「これだけは確実に言える」というもの(仮説)
を常時胸に秘めている必要があるのです。
そうすれば、評論家が言を左右にしたり、圧力に負けて間違った言説を流布したような時も、
眉に唾をつけて一歩引いて見守る余裕がでます。
頭の中に仮説マンションを建て、各分野の仮説を飼ってください。
仮説は修正されるものです。何か事件や事象に接したら、仮説マンションから該当分野の仮説を呼び出し、
説明をさせてみてください。明らかに仮説が誤りであると分かったら、
修正をかけたのち、マンションにお帰りいただくようにします。

仮説は、命楽(めいらく・いのちを楽しむこと)に欠かせない人生の道づれです。(命楽のサイクル2009肇)
大腸菌同様(?)あなたの忠実な仮説ちゃん達をたいせつに!

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2017年6月5日自律的キャリア開発支援

作161029肇

天地<人>経営理念三大方針の3つ目は「自律的キャリア開発支援」です。
長い単語なので、タマネギを一枚一枚剥くように解きほぐしてまいりましょう。

1.キャリアとは
キャリア(CAREER)とは、一般には経歴の意味ですが、
ここでは「各人固有の仕事ストーリー」というニュアンスで用いています。
キャリアは、大樹に模されます。仕事選びに影響を与える諸要因が根っこだとすると、
幹にあたるのが文字どおり仕事の根幹となります。
ただし、何が幹なのかは、ご自分ですらわからないことが多いので、注意を要します。
枝だと思っていた部分が、いつの間にか幹になることもよくあります。
また、脈絡なく転職を繰り返したと思われる場合でも、よくよく振り返って考えてみると、
そこにストーリーが見出されることも稀ではありません。
キャリア樹は、自分と対話しながら育てていくものと言えそうです。

2.キャリア開発とは
キャリア樹を育てることを、キャリア開発と呼びます。それには「自分との対話」が必要なのですが、
みなさん忙しくて、なかなかそういった時間がとれません。
最優先に価する行動であっても、ついつい後回しにしてしまうというのは、よくある話。
スキーで骨折→入院など、不慮の事故や病気に伴い、ぽっかり空いた時間ができると、
人は自分と向き合う機会を持ちます。これをキャリア交差点と呼んでいます。
図らずも、長い信号に引っかかってしまったというわけです。

3.自律的キャリア開発とは
不慮の事故がなくても、自分でキャリア交差点をじょうずに作って、
キャリア開発をしていくことを「自律的」キャリア開発と呼びます。
有給休暇を取得して、その時間に充てるのがもっとも推奨される方法でしょう。

4.自律的キャリア開発支援とは
会社が、社員課を通じ、キャリア交差点を社員に提供することを、自律的キャリア開発支援と呼びます。
(ついにタマネギの芯に到達しました)
川上産業で実施済みの制度に「節目研修」があります。
新入社員研修、入社半年研修、入社1年直前研修、入社2年他部門研修、新芽卒業研修(以上2017年現在実施中)、
若葉社員卒業研修、35歳中締め研修、自立社員卒業研修、不惑社員卒業研修、ENP卒業研修(以上2017年時点案)など。
仕事人生の「節目」にあたる時期に、社員課主催の研修を行います。
今後は、まず「節目研修」を充実させ、次にそれ以外の制度強化をはかっていただきたいものです。

以上「自律的キャリア開発支援」について、《形》からの説明をいたしました。
最後に《魂》からの説明を加え、お開きとします。

「自律的キャリア開発支援」とは、社員課が各<人>に対し、
【仕事以外の人生に関心をもつよう促し】翻って【仕事そのものの楽しさを再確認するよう導く】ことです。
【両者】は補完し合い、その方の人生を豊かにします。
仕事人生の軌跡〜キャリア〜を決めるものは、仕事以外の人生も含めた、全人格的価値観〜人生観〜なのです。

)お開き(

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2017年4月24日いまどき楽にできないこと

いまどき楽にできないこと四つ。
就職・育児・介護・死去。

就職・・義務教育にも職業訓練的な要素を取り入れる必要がでてきました。
育児・・保育所問題もあり、共働きで3人以上のお子さんを育てるのは、ご両親の協力なくては困難。
介護・・老々介護を筆頭に、その困難さは筆舌に尽くしがたい。
死去・・独居・末期ガン・認知症・貧困というネガティヴポイントが二つ以上該当すると、
自宅で安らかに死を迎えることが難しくなるようです。

こんな平和で豊かな日本2017でも、人間として当たり前にこなしたいこれら基本的4行動が、
すべて困難という事実から、社会のあり方を根本的に改善すべきと思料されます。

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2017年4月03日入社式スピーチ〜大変化に対する心構え〜

18名のみなさん、ようこそ、川上産業へ!

肇が子供の頃、テレビで「宇宙家族ロビンソン」というSFシリーズを放映していました。
その第4話にこんなシーンがあります。
宇宙船が不時着した惑星(極寒の惑星と思い込んでいる)が、実は恒星の周りを極端な楕円軌道で
公転していることに気づいた博士とパイロットは、「あと数時間で灼熱地獄になる」という計算結果を得て、
急いで準備します。
そうこうしているうちに、キーンというような不吉な高い音と共に空の明るさが増し、
雪や氷がみるみる融け、世界は博士の予測通りの変貌を遂げます。
このストーリーはまさに大変化の象徴です。

肇は、61年間の人生において、これと似た経験をいくつかしました。
その1つは、音楽の記録媒体に関する激変・大変化です。
行きつけのレコード屋さんで、店長が言ったのです。
「あと半年も経つと、この売場はすべてCDに変わるよ」と。
その日はまだ、所狭しとLPが並んでいました。たった半年ですべて置き換わるなど、
にわかには信じ難い気持ちになったことを覚えています。
その業界の方がおっしゃるのですから、もちろんその通りだろうと、頭では理解しているのですが、
心がついていかないのです。
半年後、「もちろん」店長の言った通りになり、事業転換が間に合わなかったレコード針最大手のナガオカさんは、
不幸にも解散の道をたどりました。
100年前の1917年は第一次世界大戦の真っ最中でした。第二次ではなく第一次です。
その後、真珠湾攻撃→神風特攻隊→広島原爆→長崎原爆→日本国憲法→一回目の東京オリンピック→
高度成長→バブル崩壊→低金利時代へと、日本の状況は転変していきます。
たった、100年です。100年なんて、長生きすれば一個人の人生でカバーできる長さです。
ですから諸行無常・大変化は、古今東西(有史時代の)普遍法則とお考えください。

これからも、有為転変は続いていきます。
変化の少ない時期だけに着目すると、この状況が永遠に続くように誤解しますが、
そんなことは絶対にありません。
みなさんには、どんな大状況変化〜大変化〜においても、たいせつなものを見失わない度量を
身につけていただたきたいと思います。
きょうから始まる輝かしい社会人生活は、みなさん自らが獲得するものです。
今後の長い人生航路の中でたとえ大変化に見舞われようとも、自らを見失わず、希望の光を自ら灯し、
心に太陽を、唇に歌をもち続けられることを祈り、
この18名のみなさんの船出の祝いとします。

)お開き(

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2017年2月27日 クエールさんの変わらない部分

〜2017年3月2日 新芽卒業研修オープニングスピーチより〜

8人の新芽卒業生のみなさん、こんにちは!
きょうは、カエールさんとキエールさんとクエールさんという3人の会社員の話をします。
両生類のカエルくんは、いつ見ても同じ姿勢で、同じようにケロケロ言ってます。
カエールさんは人間ですが、カエルと同じく、何年生きていても何も変えようとしないので、
会社の仲間からは進歩のない人と思われています。
これでは自他にGIVEするよい仕事は、できそうもありません。
名前は「カエル」なのに、何も変えようとしないのが、カエールさんでした。

キエールさんは、カエールさんの真逆で、顔も変え、性別も変え、性格も心情も趣味も、
もう何もかも変えたので、周りの人には、キエールさんがどういう人物なのかわけがわからなくなってしまいました。
キエールさん本人も、わけがわからなくなってしまったようです。
最後は退社しましたが、その後は消息不明とのこと。
文字通りキエール運命だったようです。

3人目のクエールさんは、自分のだいじな部分は頑固に守り続け、変えてもいい部分は果敢に変えていきました。
その結果、イキイキと楽しく仕事しながらも、周りの人たちに安心と幸福をもたらしているようです。
文字通り「クエル」人(ひと)です。

以上3名を見比べると、だいじなことは「自分にとって、何が変えてはならないたいせつな個性、
すなわちアイデンティティあるいは軸で、何が枝葉末節なのかを見切ること」だとわかります。
どの枝を残すかのルールはありません。ご自分の人生のデザイナーであるみなさんが、
庭師さんが行う庭木の剪定のように「この枝は残す」「この枝はサヨーナラ」と自由になさればいいのです。
みなさん、明日で新芽時代に別れを告げるわけですが、
これからもずっと守るべき軸はずっとずっと忘れることなくたいせつにキープし、
枝葉末節は積極果敢に変えて行かれますように。
みなさんの元気を祈ります。

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2017年2月1日仮説を飼いましょう

世の中には、各分野に専門家という方々がいて、
未来予測を発表しては、災厄や好機に対する準備を呼びかけています。
往年のテレビ番組「クイズダービー」みたいに、過去の正答率から推して、
この評論家の言説を信用していればまず間違いないとする処世術もあります。
しかし、その場合でも、ご自分の「自前の」仮説を持つことをお勧めします。
専門家ではありませんから、複雑な理論を装備する必要はありません。
ごく素朴な、しかしそれゆえに本質を突いた「これだけは確実に言える」というもの(仮説)を
常時胸に秘めている必要があるのです。
そうすれば、評論家が言を左右にしたり、圧力に負けて間違った言説を流布したような時も、
眉に唾をつけて一歩引いて見守る余裕がでます。
頭の中に仮説マンションを建て、各分野の仮説を飼ってください。
仮説は修正されるものです。何か事件や事象に接したら、仮説マンションから該当分野の仮説を呼び出し、
説明をさせてみてください。
明らかに仮説が誤りであると分かったら、修正をかけたのち、マンションにお帰りいただくようにします。

仮説は、命楽(めいらく・いのちを楽しむこと)に欠かせない人生の道づれです。(命楽のサイクル2009肇)
大腸菌同様(?)あなたの忠実な仮説ちゃん達をたいせつに!

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