プチプチ文化レポート

8月8日はプチプチの日

「プチプチの日」とは?

プチプチ粒の並びの一部が8に見える、また88(パチパチ)と潰すことから、8月8日が『プチプチ(R)の日』と日本記念日協会に認定されました。

プチプチが環境負荷の低い素材ということと、 プチプチの新しい可能性を広くみなさまに知ってもらうために、毎年、全国各地にて記念イベントを開催し、多くの皆様からご好評いただいています。

「プチプチの日」が生まれた日

日本記念日協会代表/プチプチ文化研究所主任研究員 加瀬清志

数年前の夏のことだった日本記念日協会に1本の不思議な電話がかかってきた。
「『プチプチの日』を作ったので記念日協会さんに登録を申請したいんですけど」と、受話器の向こうで明るい女性の声が言う。
私がとっさに思ったのは活きのいい魚がまな板の上で跳ねている姿だったので、その旨を告げると「いえ、それは『ピチピチの日』じゃないですか。私が申し上げたのは『プチプチの日』です」との返事。

そこで私が次に思い浮かべたのは、子持ちししゃもを焼いて口の中に入れた時の食感だったので「おいしそうな日ですね」と言うと彼女は「いえ、何か食べ物と勘違いしていませんか。プチプチというのは荷物などを詰めるときに周りにいる緩衝材のことで、弊社の商品です」と言った。

「あぁ、クッキーの缶の中敷きに使われているような、花瓶を包むときにぐるぐると巻いてあるようなアレですか?」
「そうです。アレです。もっと多くの方にアレの名前を知っていただこうと思いお電話しました」。
日本記念日協会に届いた記念日登録申請書をもとに、7人の審査員に「プチプチの日」を協会認定の記念日とするかどうかの説明をすると、「あの山の部分がプチンと潰すと気持ちがいいやつですね」とか「引越しの時にワイングラスをそれで包んだことがあります」などの答えが返ってきた。
審査員はその製品の存在そのものは知っていても、なぜか誰も名前は知らなかったのである。

あれから数年経ち、8月8日の「プチプチの日」が近づくと日本記念日協会のホームページ(http://www.kinenbi.gr.jp/)へのアクセス数はぐーんと増えるようになった。

8月8日は「葉っぱの日」「洋食の日」「歯並びの日」「屋根の日」「ちょうちょの日」「親孝行の日」「そろばんの日」「発酵食品の日」など、1年の中でも記念日協会認定の記念日が多い日と言うこともあるだろうが、データを解析してみると「プチプチの日」という多くの人に何の記念日なのだろうと思わせる意外性の高い記念日が大いに貢献していることがわかる。

ホームページには「プチプチの日」の由来として「商品のクッション材として使われる『プチプチ』のPRとその用途の広がりを図ることを目的に気泡シート『プチプチ』の専門メーカーの川上産業株式会社が制定した。日付は数字の8が『プチプチ』の粒々の配列を連想させることと、8をパチと読むとプチと似ているから」と書かれているが、世の中にはホントにていねいな人がいて「何度聞いても気泡をつぶすときにプチプチと聞こえるのでそれも由来に入れてほしい」との要望があった。
また「プチプチの日にはどんなことをやったらよいでしょうか?」などの質問もよく来る。そんなときには「歳の数だけプチプチを潰すと幸せが訪れるかもしれませんよ」と答えることにしている。
記念日はそれが語呂合わせであれ、歴史的事象にもとづくものであれ、日付にともなった文化である。だから記念日を持ってるプチプチも立派な文化財なのである

加瀬清志(かせ・きよし)
放送作家、コラムニスト。一般社団法人日本記念日協会代表理事。1991年の協会設立以降、企業・団体・個人が制定する記念日の認定登録と広報活動を手掛ける。地域活性化や観光をテーマにした講演、著書も多数。

一般社団法人日本記念日協会 公式サイト
http://www.kinenbi.gr.jp/

プチプチの日はどんな日?

どんな経緯で「プチプチの日」ができたの?

1999年の年末。
2代目社長(川上肇)から、「プチプチの日をつくろう!」
11月11日はポッキー&プリッツの日が掲載された発明協会発行の「発明」の表紙を渡されました。
その時に、「日本記念日協会」の存在を知りました。

なんで8月8日になったの?

社内公募の結果、パチパチつぶすことと、粒の配列から、8月8日になりました。

登録時に大変だったことは?

当時は日本記念日協会のHPがなく(たしか)、協会の所在地が東京都ではなかった(東京にあると思い込んでいた)ので、日本記念日協会の電話番号を探すのにとても苦労しました。

最初のプチプチの日は何をしたの?

プチプチをティッシュのように配ってみよう!ということになり、プチプチティッシュケースを生分解性プチプチ「グリーンプチ」でつくりました。それを、当社の事業所の最寄り駅で配りました(全国で1万個)。

反応は?

予想以上にたくさんの方が手に取ってくれました。
いまでも、オリジナルプチプチグッズをつくって、全国で配布することは継続しています。
毎年、わざわざもらいにきてくださる方も増えました。

8月8日といえば真夏ですね。

そうなんです!2005年にプチプチ浴衣を作って、それを着て配ったところ、汗だくになってしまい、10分が限界でした。
ただ、各地とも、グッズは10分~20分ほどで配布完了してしまいます。

プチプチ特製グッズ<年表>

2000年

グリーンプチ製ティッシュケース

2001年

グリーンプチ製ティッシュケース

2002年

CD用プチプチ袋(ブルー)

2003年

プチプチチャック袋

2004年

はぁとぷちで作られた袋

2005年

ハイビスカス柄のフィルムがラミネートされたプチプチで作られた袋と、プラパール製のうちわ。

2006年

アルミプチで作られたペットボトルホルダー

2007年

プラパール製のマウスパッドと、CDサイズのプチプチ袋。

2008年

プチプチを貼りつけた紙製のうちわ。

2009年

オリジナル形状の透明なプラパール=トーメーン製のうちわ。

2010年

P.T.(ピーティー)製のカードケース

2011年

ピーフォー製のうちわ。

2012年

アルミプチで作られたペットボトルホルダー。

2013年

和紙をラミネートしたプチプチで作られた袋。リボンもプチプチオリジナルプリント入り。

2014年

P.T.で作られたプチプチタングル2枚。コースターとして使用できます。

2015年

P.T.製のカードケース

2016年

プチロイド製のうちわ。

2017年

P.T.製のカードケース。

※ピーフォー
プチプチはポリエチレン製ですが、ピーフォーはポリプロピレン製で、プチプチに比べてコシが強い製品です。

※プチロイド
こちらもポリプロピレン製で、ピーフォーよりも更にハリがあり、パリっとした質感の製品で、プラパールとプチプチの間のようなグレードです。

2018年プチプチ特製グッズ 配布場所

  • 札幌駅(北口)
  • 仙台駅(AER周辺)
  • 小山駅(さくら道、東口、西口)
  • 高崎駅(オーパ前ペストリアンデッキ周辺、
  • 駅東口・西口 各ペデストリアンデッキ、
  • 東口駅前広場、西口駅前広場)
  • 市ヶ谷駅 (JR出口)
  • 渋谷駅 (JR西口モヤイ像周辺)
  • とうきょうスカイツリー駅 (ソラマチ広場)
  • 横浜駅(相鉄口)
  • 本厚木駅(北口)
  • 海老名駅(小田急東口改札前)
  • 静岡県静岡市葵区呉服町交差点
  • 名古屋駅(スパイラルタワー周辺)伏見駅(5番出口)
  • 金山駅(北口)
  • 難波駅(三井住友銀行難波支店前)
  • 土山駅(南口エスカレーター周辺、バス停周辺)
  • 博多駅(博多口交差点)
  • 金沢駅(東口駅前交差点)
  • チームラボ様店頭(富士見、平塚、博多)

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