プチプチ文化研究所

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書籍『プチプチ®』 座談会:本作りの裏側を語る!

プチプチ文化研究所の所長の杉山彩香です。
今日は、先日8月8日「プチプチの日」に、マイナビ出版から発売された書籍「プチプチ」について、制作の裏側を覗いてみたいと思います。今回は、出版担当の島田さん(マイナビ出版)と編集者の古里さん(バブーン)、そして私、所長との座談会形式をお届けします。

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所長:制作過程で印象に残っているエピソードは?

島田さん:印象的なことが2つあります。一つ目は、ネタが多すぎて、最初は正直不安だったことです(笑)。これをどうやって一冊にまとめるか、最初はちょっと困惑しました。でも、なんとか形にできてホッとしています。二つ目は、本のカバーにホロ加工を施したことです。私も初めての挑戦だったので、どんな仕上がりになるかドキドキしていましたが、出来上がりは本当に素晴らしくて、社内を回って社員たちに自慢しました!

古里さん:普段はオフィスで黙々と作業することが多いのですが、この本では多くの取材を行いました。取材先ではプチプチを使って何かを作ったり、アイデアを出す方々との交流がとても楽しかったです。みなさんユニークで、制作中も笑いが絶えませんでした!丸1日かけて、プチプチのさまざまな実験に立ち会わせてもらいました。とても面白い経験でした。

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所長:本書が読者にどのような影響を与えることを期待しますか?

島田修二(しまだ・しゅうじ)
株式会社マイナビ出版編集第2部部長。編集者歴は15年以上で、自身の趣味でもある将棋に関する書籍を中心にスポーツ、健康、趣味・実用書、新書など幅広いジャンルを手掛けている。モットーは「すぐやる」。

島田さん:普段は実用書を作ることが多く、役立つ情報をいかに分かりやすく伝えるかに力を入れているのですが、この本は少し違っていて、投げかける本という感じが新鮮でした。プチプチの楽しくてキラキラした内容がたくさん詰まっていますが、プチプチ自体はとても身近なもの。そんなギャップが面白かったです。読者の皆さんにも、新しいアイデアや気づきを得ていただけたら嬉しいですね。社内でも『大人の自由研究』みたいだと話題になっていました!

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所長:本書の編集プロセスで特に力を入れた点について教えてください。

古里文香(ふるさとあやか)
編集プロダクション、バブーン株式会社に2008年入社。鹿児島県出身。健康や料理等の実用書を担当。2児の母でもある。趣味は美容情報収集。

古里さん:ネタはたくさんあったので、ネタ探しに困ることはありませんでした。逆に、何を削るかで苦労しましたね(笑)。章立てしないで、おもちゃ箱のように詰め込んだ本にしたので、一見ごちゃごちゃしていますが、実際にはうまくまとまったと思います。読書離れの世代でも、パッと見て楽しめるように工夫しました。

所長:章立てしないと、編集者の立場では作りにくかったでしょうね。

古里さん:確かにそうですが、新しいことをするのは楽しかったです!

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所長:私たちの間でも最後まで心配した点がありますよね。

島田さん:1万個に1つのハートプチを探すページですよね。なんとか、うまく掲載できて良かったです。

古里さん:でも、それを見つけるのはとても難しいんですよ(笑)。

所長:このページを使って『ハートプチを探せ!』イベントを企画してみるのも面白いですね。

古里さん:実は、カバーにも隠れているんですけど、誰も気づいていないかもしれません。

島田さん:本当に難しいですよね。普通なら答えを載せるところですが、今回はあえて載せませんでした(笑)。

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所長:本当に楽しんで作っていただきありがとうございました!

今回の座談会で語られた制作秘話やこだわり、いかがでしたでしょうか?書籍「プチプチ」は楽しさ満載の一冊です。ぜひ手に取ってみてください!

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