プチプチ文化研究所

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高崎工場のプチプチ自動販売機をリニューアル!

2021年2月、群馬県高崎市。青空の日。
2016年に「プチプチ直売所」として設置した「プチプチ自動販売機」をこの度、「謎解きクイズつきプチプチ自動販売機」としてリニューアル!

[設置場所]
 川上産業株式会社 高崎工場
[プチプチ自動販売機で販売しているプチプチ]
 プチプチd36 巾600mm×長さ42M 500円(税込)+謎解きクイズつき

2020年初頭。新型コロナウイルスのニュースが出始めた頃、社内でのワンシーン。
「プチプチ自動販売機は、非対面販売ですし、そろそろもっと綺麗にしたいですよね」
ということでリニューアルが決まりました。

"遊び心を忘れない!"というコンセプトもと、「ゲーム性を出したいな~」と思い、おもちゃクリエーターとして活躍されている株式会社ウサギの高橋晋平さんにもご相談し、どんな面白い自動販売機にしようかを考えるためにオンライン会議を重ねていくうちに、「謎解きクイズをつけよう!」ということになりました。

続いて、サインボードのデザイン。おどろおどろしいもの、シンプルなもの、カフェ風なもの、現代アート風・・とたくさんの案を考え、ディスカッションを重ねて「楽しくポップでご近所の方がいつ見ても明るい気持ちになるように」という方向性、裏テーマとしては「あえて会社ロゴ・ブランドロゴ・イメージカラーを外してぷちっと暴走感がでるように」となりました。

謎解きクイズはおもちゃクリエーター高橋晋平さんが制作。プチプチを買うと、10種類ある謎解きクイズのうち1つがついてきて、全ての謎を解いて最後に現れるキーワードをメールで送ると正解者にお宝?が当たるかもしれないというドキドキな仕掛けです。驚くほど本格的な謎解きになっていて少し難しいかもしれませんが、お子様のほうがすぐにわかったりします。使い終わって少し余ったプチプチをつぶしながらリラックスして考えてみてください。

いざ、設置日記風にお届けします。

2021年2月3日(水) くもり 気温5℃に加えて強風(体感温度2℃)

10:00
設置工事スタート。ひとまず雨が降らず良かったけど、風が強い。まずは解体から。「プチプチ直売所、ありがとう~!」

10:40
設置する場所が少し沈んでいるため、もう一度基礎工事から。砂利やセメントを引いてブロック塀を置いていきます。

11:30
高崎工場の設置場所は工場の外を囲む柵があるため、自動販売機自体が柵の上に出るように台が必要になります。その台はプチプチ模様の黄色でラッピング♪この台も箱になっていて、中にお掃除道具などが収納できます。(設計のこだわり①)

13:00
工場内ではプチプチロールを入れるロッカーの最終仕上げ。ロッカーを開けるための取っ手は、ネイルを傷めないような配慮がなされていて感動。(設計のこだわり②)

部分によって、トラスネジ、極低頭ネジ、ドリルネジなど様々なネジが使われています。極力外観を損なわずに強度を出すためのこだわりです。(設計のこだわり③)

15:00
今日のような強風でも倒れたり壊れたりしないように、補強、安全対策を講じる準備をしてくれています。ここは高崎工場技術課の腕の見せ所です。

16:00
いよいよメイン看板とロッカーの設置。1個ずつ、丁寧に配置していきます。

メイン看板やロッカーの装飾は高崎工場メンバーが総動員で実施。とてもきれいに仕上がっています。

16:30
野外に設置するため、雨が降った時の防水と水はけも考えます。ロッカーに水が入らないようにする設計になっていてシリコンコーキングもなされています。雨水は奥に行って右に流れるようになっています。(設計のこだわり④)

16:40
設置完了!まだ微調整は残っているものの日が沈む前に集合写真を撮影。

高橋晋平さんからのコメント

プチプチ自動販売機は、まずカプセル自販機に硬貨を入れて鍵の番号を購入し、その番号でプチプチが入っているロッカーを手動で開け、中身を自分の手でしっかりと取り出せるという、スマホなどがなくても小銭を使って買える「アンキャッシュレス」なシステムがすごく安心で画期的だなと感じています。欲しいときにいつでも非対面で買えるという点も、今の時代にぴったりですね。
さらに、10個の謎を解き明かすというロマンが、何度もこの自動販売機でプチプチを買いたいと思わせてくれたら、プチプチを使う機会が増えたり、プチプチの新しい便利な使い方を思いついたりして人生がより豊かになると思います。ぜひ人生をかけて謎を解いてみて欲しいです。


夜はこんな感じでライトアップされています。

メイキング映像

ぜひ、お買い物にいらしてください♪

プチプチは川上産業株式会社の登録商標です。

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