工場事務職の役割
工場事務職の役割は「お客様のご要望通りに商品を届けること」です。お客様からのご注文を、営業内勤職がお届け先に近い工場に割り振り、工場事務職が工場側の窓口として受け取ります。原反(プチプチの巻物)や原板(プラパール/エコリアルボードの板)をそのまま出荷することもありますが、当社では加工品(袋・カット品・箱など)のご注文をたくさんいただいており、ほぼオーダーメイドとなっています。こういったご注文を製造オペレーター職や加工現場へ割り振り、輸送手配を行い、お客様の元へお届けするまでの司令塔の役割を担っています。

特徴
プチプチは1000種類・プラパール/エコリアルボードは50種類以上あります。工場によって取り扱い商品は異なりますが、自社商品や加工方法について詳しくなります。また、多方面と積極的にコミュニケーションを取るため、会話力が養われます。1日あたり50~100件/人程度の注文を処理しており、依頼~回答待ちの間に次のご注文に対応していくため、マルチタスクが得意な方が活躍しています。QCD(品質・コスト・納期)のレベルアップに力を入れており、例えば注文量に応じて、生産技術職に生産性アップや加工機増設の相談をする等の環境整備をしています。また、お客様が求めるレベルの商品を提供するため、加工を熟知した者として、オススメの銘柄・寸法の提案をすることもあります。

仕事内容
主に「物流事務業務」と「加工管理業務」の仕事があります。
どちらもデスクワークが中心です。
物流事務は、原反や原板、加工品等を出荷する際の運送便の手配を行っています。出荷量やお届け先付近の道路事情に応じて、トラックのサイズや運送便の組み合わせを検討した上で手配します。
加工管理は、加工品のご注文を自社加工所や協力加工所様といった加工現場に振り分けます。出来上がりの加工量から必要な原反の量を計算し、原反を作るまでのリードタイムと加工するまでのリードタイムを計算して、納期回答を行います。回答と同時に、製造オペレーター職に原反の生産依頼、加工現場に加工依頼のオーダーを流します。新規案件で、特殊なサイズや加工方法の場合は、加工現場に確認し「こちらの銘柄の方が綺麗に仕上がります」「こちらの加工ですと、粒内より粒外の方がオススメです」等の情報を、営業職経由でお客様に提案させていただくこともあります。お客様の希望納期にできる限り応えられるように、製造オペレーター職や加工現場と調整も行っています。営業職、製造オペレーター職、加工現場、物流事務など多くの方と連携を取り、柔軟に対応して物事を並行して進めていきます。
協力加工所様とは、受注システムや電話等で連携を取っており、原反の引き取り~加工品の納品等で、日々行き来があります。また、定期的に訪問し、新しい加工方法の共有や現場チェック、お困りごとがあればその相談や対応を行っています。 その他、加工・梱包に使用する資材(袋や紐等)を切らさないよう在庫管理を行い、月に1回商品の棚卸をしています。


						
						
						
						
						
						
						
					
					
					
					
				
					
				
					
					
高卒から働かせていただき、右も左も分からない新米でしたが、今までたくさんの業務に携わってきました。
課や他部署の先輩方、上司など多くの方々に支えられ、取り組んできた業務を今では一人で任される機会が増え、やりがいを感じるようになりました。