営業内勤職の仕事

営業内勤職の役割

営業内勤職の役割は、「お客様と工場の橋渡しを行い、お客様の課題を解決すること」です。営業に関わる受発注業務や納期調整、見積作成などの事務作業全般を担っており、営業外勤職や工場と協力しながらお客様対応を行います。「内勤職」というと事務的なサポート業務のイメージがあるかもしれませんが、当社の場合は営業職としてお客様に商品の提案を行ったり、見積もり依頼に回答したりと主体的に活動しています。

また業務効率化のため、情報システム職が進める販売管理システムの見直しに協力したり、書類の電子化(ペーパーレス)を進めています。

特徴

当社には営業内勤職がお客様の元へ訪問する制度があります。普段はメールや電話でお客様とやり取りをしていますが、実際に対面でお会いすることで面識ができるので、よりスムーズにお話をすることができるようになります。お客様訪問の際は、「いつも納期に対応してくれてありがとう」と感謝のお言葉を改めていただくことも多く、モチベーションアップに繋がっています。

全国に営業所は14か所あり(2025年5月現在)、営業内勤職が数名の小規模営業所から、10名以上の大規模営業所まで様々です。小規模営業所でも、個人のライフスタイルに合わせて有休等が取得できるよう、また子育てや介護が必要な社員が気兼ねなく育児休業や介護休業、時短勤務制度等を利用できるよう営業所間でお互いに助け合えるような体制づくりに取り組んでいます。

仕事内容

主に営業活動に関する事務的な仕事全般を行います。

定常業務で大きな割合を占めるのは、受発注業務です。電話応対やお客様からいただいた注文を基に、工場や取引先様へ出荷依頼を行います。1日あたり50~100件/人程度を処理します。その際にお客様と工場側の状況を確認し、納期の調整を行います。当社はメーカーですが、商社としての機能を持ち合わせており、仕入れ商品が全体の1割程度を占めています。

受発注業務の次に多いものが、見積もり作成です。

お客様から見積もり依頼をいただいたら、プチプチやプラパールといった自社商品や仕入れ商品の見積もりを作成します。見積書を提示した上で、受注に繋がるよう価格交渉やサンプル品出荷等、その後のフォローを行います。お客様の困りごとにより適した商品がある場合は、その商品を提案することもあります。事務作業だけでなく、営業として商品の提案ができるのが当社の営業内勤職の特徴の一つです。

随時届くお客様からのお問合せにも対応しています。価格の確認や商品についてなど、お問合せの内容は様々です。営業所では回答が難しいお問合せは工場に確認するなど、社内外を問わずコミュニケーションを取ることが多いです。

商品についての情報は、月に1回開発職が行う新商品説明会で勉強したり、取引先様にお越しいただき、勉強会を行っていただくこともあります。

一週間の流れとしては、月曜日は営業部全体の打合せがあり、営業外勤職と営業内勤職の代表者が参加します。営業方針の伝達や現時点での売上達成状況の確認、最新トピックスの共有、展示会等の情報共有が行われます。その後、営業所内で打合せを行い、全体打合せで出た情報の共有や、所内案件の相談等をしています。火曜日~金曜日は、受発注業務に集中しています。月初は注文量が増える傾向があります。年単位では、12月と3月が繁忙期です。

また、他部署と相談して業務効率化の取組みを進めています。例えば、情報システム職と相談し、お客様にFAX等で送信していた出荷案内書を自動でデータ送信できるように変更しました。日々の業務が楽になるよう、意見を出し合って改善を進めています。

先輩紹介

Y.M.

2020年入社

営業内勤職
Y.M.
趣味・特技
音楽鑑賞、楽器演奏
休日の過ごし方
カフェ巡り、ショッピング

部署の雰囲気について

自ら進んで仕事に取り組むことができる環境です。風通しが良いので意見を言いやすく、分からないことがあっても上司に気軽に質問できます。
私は受発注業務の効率化やお客様への提案について、周りの先輩方によく相談に乗っていただきます。営業内勤職だけでなく、営業外勤職ともよく話をします。フリーアドレスを採用している営業所もあり、なおの事話しやすい雰囲気があります。

働いていて良かったこと、楽しいこと

急な納期に対応したときなどにお客様から感謝の言葉をいただくと、働いていて良かったと思います。日ごろからお客様との信頼関係を構築しているので、いざという時に頼っていただくことも多いです。社外だけでなく、営業外勤職のみなさんや工場から感謝されることもよくあるので、自身のやりがいに繋がっています。

苦労したこと

入社したときは電話対応に苦労しました。最初は緊張していたのでお客様からのお問合せにうまく対応することができませんでした。入社から1年経った頃には、商品知識が付いてきてスムーズに対応できるようになりました。電話に慣れた今でも、言葉遣いが綺麗な先輩の電話を聞いて、フレーズや敬語を真似して使っています。

入社後のギャップについて

想像よりずっとチームプレイが大事だと感じました。入社前は個人で淡々と業務を進めるイメージを持っていましたが、実際に入社すると情報の共有や売上目標達成に向けた協力等、チームワークが重要であることが分かりました。営業内勤職は定期的にミーティングを行っているので、そのタイミングで情報共有や現状把握をしています。営業外勤職や工場とも連携を取って、日々業務に取り組んでいます。

営業内勤職の1日

09:00

メールチェック

急ぎのお問合わせがないかチェックし、急ぎの分はすぐに手を付けます。
自分で回答できる内容のものは、確認してから数十分ほどで返信できることが多いです。難しい商品の対応は工場に確認するので、1時間から半日ほどかかる場合もあります。複数のお問合せを同時進行するので、回答に漏れが無いように気を付けています。

10:00

注文書手配・電話対応

急ぎで依頼が来ている転売品、加工品を中心に手配します。できるだけ早く注文書を処理したいので、午前中は注文書に集中しています。

12:00

お昼

コンビニで購入することが多いですが、外へ食べに行くこともあります。名古屋営業所の近くには美味しい飲食店が沢山あります!甘いものを食べてリフレッシュすることもあり、午後に向けてモチベーションを高めます。

13:30

見積もり作成

午前中に終わらなかった注文の対応や、午後に届いた見積もり依頼に対応します。特殊な加工品の見積もり依頼が届いた場合は、所内や工場に相談して見積もりを作成します。お客様と工場の状況をよく確認して進め、時にはサイズや銘柄の切替提案をすることもあります。また、時間があるときに、まとめて伝票を処理します。

17:00

退勤前

工場からの納期回答が来ていないものがないか、WEB注文の取りこぼしがないか等、やり残しがないかチェックして帰ります。一つ一つの業務をやりっぱなしで終えるのではなく、丁寧に確認をすることで手配漏れを防いでいます。残業は、ほとんどありません。

営業内勤職メンバーの声

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困ったときや迷ったときに、先輩や上司が親身になって相談に乗ってくれます。的確なアドバイスを貰えるため、不安を感じることなく前向きに挑戦でき、自分の成長を実感できる心強い職場です。日々のサポートが安心感につながり、挑戦する意欲を高めてくれます。

転職で川上産業に入社し、QOLが上がりました。前職は金融系の営業職でしたが帰宅時間が遅く休日も働き、仕事にかける時間がほとんどでした。現在は定時に会社を出てデパートの物産展に行ったり休日は習い事に通ったりなど、プライベートの時間をしっかり持てるようになり人生を謳歌しています。

入社して14年が経った今でもキャリア研修など自己研鑽の機会を得られています。社歴や年齢に関係なく、主体性が評価される点も魅力です。また、困った時は全社に手を差し伸べてくれる存在がいるので心強く、入社してよかったと感じています。

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